インプラント革命

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「インプラント革命」より

※このページでは、当院理事長 鈴木 仙一の著書「インプラント革命」より「All-on-four」に関する情報を抜粋してご紹介しています。

4. 従来のインプラントとの相違点

正解で初めてブローネマルク・システムによる治療を受けたのはヨスタ・ラーソン氏ですが、彼のインプラントは亡くなるまでの40年間、問題なく機能したそうです。当時のインプラントと現在のインプラント(即時負荷ができる)とはどこが異なっているのでしょうか。喪失した歯を人工歯根で補うという目的から考えると、たとえ40年前といってもそれは変わりません。しかし「インプラントを入れたその日から噛める」というオールオン4が開発された今、治療期間に短縮という決定的な相違点が生まれています。かつては「ブレードインプラント」という形のインプラントが使われていました。板状の形で歯骨に平行して埋入するというものでした。その後、形態は物理的に締めて止めることができるネジに改良されています。しかしあくまでも、それはぐらぐらしないように機械的に締めるという作業です。インプラントが骨と融合するまでにネジのプレッシャーが解けると多少緩んでしまいます。そこで力を発揮するのがインプラントの表面処理です。ネジ山をはじめ細胞と密着する前にザラザラとしたタイユナイト処理という加工をほどこし、無数の穴をあけています。ザラザラとさせることで表面積が増し再生細胞を取り込みやすいようにしたのです。また、ミクロ性状により、血中のタンパク質を吸着し血小板を活性化させて歯骨と一体化するスピードが非常に速くなりました。その結果、即時負荷(埋入した直後に負荷をかけること=食べ物を噛むこと)が可能になりました。つまりオールオン4に使用するインプラントの表面には、オッセオインテグレーションの複雑な過程を促進させる性質や状態が、最大限に結集されているのです。

インプラント表面インプラント表面(アップ)

これによって仮歯の装着が、手術当日に可能になったというわけです。骨創治療をは早めることによってインプラントの安定性が向上します。そして早期固定が得られることによって、インプラント治療の成功はより確かなものとなりました。だからこそ、たった4本(片顎につき。場合によっては4〜8本)のインプラントで済むオールオン4が可能になったのです。また埋入本数の減少は、経済的な負担も軽くします。以前であればベンツを購入するかどちらかにするかと悩んでしまうほどのものが、ファミリーカー並になったのです。もちろんこれは喜ばしいことです。

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