インプラント革命

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「インプラント革命」より

※このページでは、当院理事長 鈴木 仙一の著書「インプラント革命」より「All-on-four」に関する情報を抜粋してご紹介しています。

8. 安全な施術に必要な条件

CTスキャン設備のもたらした付加価値

オールオン4の施術には厳正な基準を満たした施設や設備が必要です。なぜならオールオン4が適応となる総義歯の人はほとんどがご高齢であり、細心の注意と高い安全性が求められるからです。具体的には以下のような内容です。

CTスキャン設備

@歯科用CTスキャン設備とそれを扱う技術者、画像を読み取る力を持つ医師

CTスキャン画像

ライオンインプラントセンターが導入した歯科専用のCTスキャンは、一般のCT機器と異なり、幅1ミリ以下の精度で断層撮影をします。
それによって骨内の様子や状況を外部から見ることができます。3D画像で立体的にも見ることができるので神経の位置や空洞を把握しつつ、どの角度にどの長さでインプラントを埋入できるのかを確実に判断できます。見えないところにドリルを勘でいれるのではなく、見えるところにドリルを入れるのです。CTスキャン画像があるのとないのとでは、安全性に天と地のほどの差があります。
もちろんCTスキャンがなければ他の医療施設で撮影することもできますが、そこへの移動時間や手間などを考えると持っているほうが便利です。特に埋入が困難なケースであればあるほど、すぐにチェックができる自医院での保有が必要です。ライオンインプラントセンターは設置していますが個人開業医での導入は珍しいかもしれません。ちなみに設置している機器は日本では数十台しかありません。
しかしフランスに同じ精度のCTスキャンがほんの3年前には数台しかなかったそうです。少し驚く現実ですが、日本の患者様にとってはうれしいことです。
このCTスキャンによって得た画像情報を使い、手術前にシュミレーションを行うことができます。実際にその様子を患者様にも見ていただきイフォームドコンセントに使用しています。おそらく、言葉や図を使うだけの説明よりもわかりやすく、理解しやすいものとなっているでしょう。患者様からも活発に質問が飛び出し、患者様の不安や心配を思いがけず知ることもあります。そういった付加価値もこの画像は生んでいます。もう手放すことはできません。

A滅菌された手術室

滅菌された手術室

滅菌されたインプラント手術専用室です。必須条件のひとつです。

B歯科麻酔専門医

インプラント手術時に通常使用するのは局所麻酔ですが、これに「静脈内鎮静法」という方法を併用すると、手術中の意識が薄れてうとうとした感じになり、心身に与えるストレスを減少させることができ、より快適により安全に手術を受けていただくことができます。 (完全に意識がなくなるのではなく、呼びかければ眠りから覚めます。) 静脈内鎮静法を併用したインプラントなどの手術に伴う全身管理は、歯科口腔外科領域における「全身麻酔」「鎮静法」「疼痛治療」等を専門に行う歯科麻酔医(日本歯科麻酔学会認定医)が担当し、より安全な麻酔法でインプラント手術を行います。また、手術中は最新の生体情報モニターを駆使し、脈拍・血圧・心電図・呼吸等の全身状態を厳重に監視しながら鎮静管理を行います。この方法により、高齢者の方の治療も可能となりました。

●静脈鎮静法 … 手術中の意識が薄れ、心身に与えるストレスを減少させることができ、より快適に、より安全に手術を受けることができます。
※この方法を使う場合は必ず歯科口腔外科領域における「全身麻酔」「鎮静法」「疼痛治療」等を専門に行う歯科麻酔医(日本歯科麻酔学会認定医)が担当します。

C健康診査の実施

健康診査の実施

インプラントなどの手術に先がけ、歯科麻酔医随伴による診察(問診・血圧測定・胸部聴診 等)及び検査(尿・血液・心電図 等) を実施し、患者様各々の健康状態や体質などを考慮した管理計画を立てます。なおこれまでは中度以上の糖尿病などの場合は、しばらく治療を進めてからという診断でしたが、最近は数値によって、かえってインプラントにしたほうが糖尿病にも良い影響が出ることがわかっています。 つまり、よく噛むことで唾液が分泌され、少量の食べ物で満足感が得られるために体重が増加せず、体調が良くなるのです。

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